メモ

「リスクを冒さなければ未来は開けない。それは人生と同じだ!」 オシム

 日本は豊かな国だから、ハングリー精神は育ちにくいのかもしれない。
しかしそれなら、ヨーロッパで経済的に成功している国、例えば英国やドイツのサッカーが弱くないのはなぜか、ということも考えないといけない。
つまり経済的ではない動機、サッカーを強くしたい、サッカーを普及させたいというモチベーションを作ることは可能だと思う。
それは誇りであったり、名誉であったり、楽しみであったり、
お金では計れないもの、そこに自身のエネルギーを投入したくなるような環境を作ることが大事だ。
私自身はそれほど経済的に豊かでない国の出身だが、サッカー選手というのは非常にリッチな存在だった。
そういう意味では、日本のサッカー選手に「もっとハングリー精神を持て」と批判することはできないのではないか?